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企業ネットワーク中におけるクライアントユーザーの危機管理

2002年10月

現在、インターネットと呼ばれるネットワーク上において、様々な業種(分野)のEC(Electric-Commerce)と呼ばれる電子商取引が広げられている。その中には今まで全くITと呼ばれる情報ツールを用いていなかった中小・零細企業と呼ばれるものが生き残りをかけ取り組んでいるものも見られる。

よく考えてみると、日本にある約200万とも言われる企業の中で約9割以上が中小零細等と呼ばれる企業である。ECを広げていこうという中には、大企業ばかりでなく、そういった新たにITに取り組み始めた中小零細企業がほとんどではないだろうか。

しかし、昨今企業がITに取り組む上で、情報機器利用の危機管理が非常に問題視されている。確かに、今まで、実務において情報ツールを用いていた企業が、企業経営や運営の中にITを盛り込むという事だと非常にすんなり移行できるだろうが、ITとは疎遠であった企業が、いきなりある日を境にWebだのネットワークだのと急に変われるものではない。ましてや、危機管理となるとやはりネットワークというものに対するしっかりとした基礎知識と未来構想を立てた上でないと、様々な危機に見舞われる。

未来構想における将来的なトラブルだけならまだ良いほうである。

不意なネットワークの切断やサーバーの停止・クライアントによるウィルスの感染・・・大きなものとなると企業の情報漏洩等。

インターネットと呼ばれるツールを用いるにあたっての危機は挙げてみればきりが無い。

しかし、情報システム部門を自社内におきサーバーを立ち上げている企業でない限り、それらを利用するのは一般クライアントである。一体、一般クライアントはどのようにして危機管理を行えばよいのか?

実は口で言うと非常に簡単なことである。企業ネットワークの1利用者としてビジネスを阻害しなければ良いのである。

例えば、それは

・ ウィルス対策ソフトの導入などによる他ネットワークからのウィルス対策。また、それらウィルスに対する最新の情報と対処方法の基礎知識の習得

・ WindowsユーザーはOSや電子メールソフト等の定期的な最新バージョンへの更新

・ クライアント自身の電子データの定期的なバックアップと利用機器の管理

全て、基本的な事であり難しいことは何も無い。しかし、これらに無知であったり、怠っている一般クライアントが非常に多いのが事実である。

上に挙げたものは、情報機器を扱うといった意味でのスキル(技術・技能)は何も要らない。必要なものは危機管理における基礎知識を理解する能力、、、すなわちリテラシーなのである。

そういったリテラシーの無い作業は、いわば、1つの工業機器を用いるのにどこを触れば危険であるか・どのように使えば安全に使えるのかといった危険予知(KY)無しで用いているようなものなのである。

例えばグラインダー(切削工具)の電源装置を入れたままで毎回刃先の取替えを行うだろうか。

コンピューターを用いるには、スキルは必要最低限あればよい。最も必要なものは、個人の確実なリテラシーの習得なのである。

ITという情報ツールを用いた業務は、クライアント一人一人がそういった危機管理を備え、より効率的に企業を運営していくことが必要なのである。